Blog

キャリア・サポート・パートナーズのブログ

より良いコミュニケーションやり取り 特別講義



4月6日、外部講師のPINPIM先生を招き、コミュニケーション講座、大テーマ「社会を知る」の講義を行って頂きました。

PINPIM先生は、長年一流ホテルを運営する企業の新人教育を主に多様な企業の社員教育を任されてきました。組織内において個の成長を促すエキスパートで、理論だけではなく現場をよく知っています。

今回の講義では、「より良いコミュニケーションやり取り」について、よく考え、学びました。

コミュニケーションは目的を達成するために行うキャッチボールのようなものです。この場合、キャッチボールで使うボールは「情報・感情・意思・思考等」を意味します。目的の為に、相手とそのボールを共有または共通のものにする為に行われるものです。

人は自分の認知、思考、感情を元に、〇〇したい等といった行動を行います。
自分の行った行動に対して、相手も認知、思考、感情を元に行動をしていきます。

添付画像にある様に、このスパイラルが常日頃、コミュニケーションとして行われています。
利用者さんにはコミュニケーションを行った際の「上手くいったやり取り」、「上手くいかなかったやり取り」をこのスパイラルに当てはめ、分析をしてもらいました。

どんな行動や言動が相手に受け入れられ良い方向に進んでいったのか、また、上手くいかなかったやりとりではどの部分でひずみが生まれてしまったのか、最終的にどんな感情、行動となったのかを考えていきます。

改めて書き出してみると、自分が意図していなかった、相手からの捉え方、見られ方がある事がわかりました。

自分がどう願って行動しても、相手を完全に変える事は出来ません。
ですが、自分の行動を改めて考え、変化させることにより、より良いコミュニケーションが取れて、結果として相手の変化にもつながるようです。

今回も良い学びとなりました。

鈴木