就職等の実績

都心の大企業や地域の優良企業から市役所や独立行政法人まで、幅広い就職実績をあげています。

数字で見るキャリア・サポート・パートナーズ

  • 300名以上
    キャリア相談者数
  • 200社以上
    委託訓練実習先
  • 50名以上
    就職者数
  • 97%以上
    職場定着率
  • 98%以上
    就職率
  • 14種以上(*注A)
    就職先職種
  • 9カ月
    利用年月平均
    • 10代:0.8%
    • 20代:18.1%
    • 30代:35.4%
    • 40代:27.6%
    • 50代:15.0%
    • 60代:3.1%
    ご利用者の年齢構成比
*注A
  • 事務:31%
  • 製造:12%
  • 倉庫:12%
  • 販売:12%
  • 農業:12%
  • 清掃:12%
  • 軽作業:8%
  • 福祉:4%
  • その他:9%
その他内訳(PG ・警備・接客・店員・電気工事士・保育)

数字はすべて、新規開設から約5年間の累計データです。

ご利用いただいた方の声

Sさん
  • 20代前半女性
  • 発達障害(ASD)・精神障害(うつ病)
  • 事務員
氏名
Sさん
年代
20代前半女性
障害
発達障害(ASD)・精神障害(うつ病)
職種
事務員

事業所より一言説明

一般雇用で何社か働くも障害特性により長く続かず離職を繰り返していた。しっかりと働いている自分でありたいと就職を諦めず、障害者雇用で配慮をもらいながら長く働ける企業へ就職を実現。

体験談

私は障害を開示せずに数社働いていましたが、精神状態が不安定で就職と退職を年に数回という単位で繰り返してしまっていました。
そのような状態であったため、自力で就職をすることに不安があり、医師からの勧めもあったので就労移行支援事業所に通うことにしました。いくつか事業所に見学に行き、そこでキャリア・サポート・パートナーズに通所することに決めました。
精神症状を悪化させて仕事から離れてしまっていたため、精神的にも体力的にも週5日通い続けることができるのか、就職先が見つかるのか等不安な気持ちでした。
キャリア・サポート・パートナーズでは特性を含め自分自身を理解すること、体調を管理すること、どのような配慮を必要とするか等のプログラムがあり、障がい者雇用で働きたいと思っていた私にとって非常にその内容は役に立ちました。 特に良かった点はプログラム内で意見を出し合う機会が多かったことです。様々な悩みを抱えている方たちが通所しているからこそ、多様な意見の交換ができ、自分自身を振り返ることに繋げられたと感じています。
そして、実際の就職活動にあたる履歴書、職務経歴書の作成や面接の対策は、何度も時間を割いてくださりサポートをいただきました。
現在はそのおかげで、希望していた職に障がい者雇用で働くことができています。
就職が決まった後も定着の支援やご連絡をくださりサポートしていただけること、またキャリア・サポート・パートナーズで学んだ自己理解や自分を相手に伝えること等を活かすことができ、今までクローズで就労していた際に一人で抱え込んでいたものを払拭することができました。
ただ希望する職種で働けているだけではなく、自分のパフォーマンスを発揮できるようにもなりました。
また、通所時から就職決定後も、職員の方々のあたたかさには何度も助けられています。相談に乗っていただいたり、話を聞いてくださったり、本当に個々に寄り添った支援をいただいた実感をしていると同時に大変感謝しております。

最初はなかなか慣れずに困難もありましたが、優しい利用者の方々にもお声をかけていただいたり、前述の通り職員の方々が多くの面でサポートをしてくださったおかげで、今があると思っています。
キャリア・サポート・パートナーズでの訓練から就労へ繋げられたことは本当に嬉しく、これからも頑張ろうと前向きな気持ちで日々を送ることができています。

Kさん
  • 30代前半男性
  • 精神障害(パニック障害・うつ病)、発達障害(ADHD)
  • プログラマー
氏名
Kさん
年代
30代前半男性
障害
精神障害(パニック障害・うつ病)、発達障害(ADHD)
職種
プログラマー

事業所より一言説明

生活リズムなど心身の状態を安定させることに注力。自己理解を深めその土台をしっかりと作り上げ、自身の得意分野であるプログラマーとして就労を実現。

体験談

私はADHDとパニック障がい、うつ病と複合的な障がいがあり、今までの仕事では、障がいによる気分の沈みとケアレスミス、電話や仕事の会話を聞いたはずなのにすぐに忘れてしまう、説明を受けてもあまり覚えられない、メモをしてもメモを忘れてしまう、メモを綺麗に取れず後で読み返せない、また勘違い、思い込みも多く、よくミスや手戻りをしてしまっていました。
そのために一般企業の一般採用での仕事を継続していくことが難しく、就労に関して支援をしてもらえるところを探している中で、キャリア・サポート・パートナーズに出会いました。こういった事業所に通うのは初めてだったので、通い始めはどんなところなのか不安がありました。しかし、代表を始め、職員の方々にも親切にしていただきました。ですので、その後も安心して通所することができました。
通所するようになってからも色々とあり、生活リズムの改善など基本的なことに思ったより時間がかかり、キャリア・サポート・パートナーズには1年以上おりましたが、その中でも職員の皆さんがとても身近に感じられたため、通所することに安心感があり、通い続けることができました。 キャリア・サポート・パートナーズのプログラムでは、特に私としてはコミュニケーションで人との距離の取り方のプログラムが勉強になりました。また、自分の苦手と得意なことに関しても見直すことができ、自己理解が深まった結果、障がい者雇用における配慮事項を正確に伝えることや、自己アピールにも繋がりました。
そうして今回、初めて障がい者雇用で仕事に就きましたが、障がいについて会社へ伝えることができ、またそれについての配慮があるため、一般枠とはまったく違っており、以前よりも大分安心して仕事に臨むことができております。
また就職後もキャリア・サポート・パートナーズは、会社との間に入って話をしていただいたり、困りごとや不安なことを相談に乗ってもらい、サポートしていただけているので、不安が大幅に解消されています。とてもありがたいです!
今後は、自分の得意をしっかり活かして、苦手を更に理解し、働きやすさや周りの環境との調和をもっとできるようにしていけたらと思っています。

Mさん
  • 40代後半男性
  • 精神障害(うつ病・パニック障害)
  • 庶務
氏名
Mさん
年代
40代後半男性
障害
精神障害(うつ病・パニック障害)
職種
庶務

事業所より一言説明

一般雇用での重圧から障害を発症。離職後長期間家から出ることができなくなり、初めて来所された時は一人では行動することもできない状態であった。就職まで2年を目標としていたが1年で就職ができるまでに回復。

体験談

私は前職のサービス業で働いている時、日々の売上ノルマを追うという仕事に対する重圧や新人を育てる責任感、日々のストレスからパニック障害を発症しました。電車に乗れなくなり、外にも出られなくなりました。うつ病も併発し、一年ほどほぼ家から出られない日々を過ごしました。46歳というこんな年齢で無職になった自分になんてもう価値がない、社会復帰なんてできるはずがないと考えていました。
キャリア・サポート・パートナーズに通所してみると、自分と同じぐらいの年齢の通所者もいて安心できました。10時から15時まで週5日通所する事で、生活のリズムを取り戻すことができました。キャリア・サポート・パートナーズで好きなプログラムはウォーキングでした。他の通所者の方や職員さんと、他愛もない話をしながら歩くのは、いい気分転換になりました。また、ウノやパズルなどのゲームを通じて、他の通所者の方と仲良くなれました。
通所して3ヶ月目ぐらいで「早く就職したい」と焦って就職活動を進めようとしました。そんな時、代表や職員さんから「焦らない、焦らない、じっくり行きましょう」と私のためを思ってブレーキをかけてくださり、本当にキャリア・サポート・パートナーズは温かい事業所だなあと思いました。今までずっと接客や営業の仕事をしてきましたが、いろいろと人に気を遣い過ぎストレスになっていました。うつ病になる前も胃潰瘍寸前までいったりして、接客や営業の仕事は本当は自分に向いていないのではないかと考えました。
ですので、今回は事務系の職を希望しました。ExcelもWordも触ったことがなかったのですが、午後の個別プログラムの時間に毎日パソコンに向かい、ExcelとWordの資格を取りました。面接がすごく厳しいと言われる企業に応募するにあたって、何度も模擬面接をしていただき自信が持てました。そして、合格することができました。
今、私は、週5日、朝9時から夕方5時半までフルタイムで働いています。パニック発作で発病当初は乗ることさえできなかった電車に毎朝乗って(しかも満員電車)、都内へ通っています。特例子会社に就職したので、周りも障がい者の方が多いです。障がい者であることが当たり前という環境で働いているので、障がいを抱えていても働いて会社に貢献でき、活躍できるんだという自信になっています。業務内容は、大手システム会社の子会社での庶務になります。実は、就職当初配属された部署が私に合わず、勤怠を崩してしまいました。そんな時も、キャリア・サポート・パートナーズが間に入ってくださり別の部署に配置転換していただきました。それからは勤怠も崩さず、元気に働いております。
定着面談も定期的に行われ、LINEで職員の方に困り事を相談できたり、ふらっと訪問した時も温かく迎えてくださり、ものすごく心強かったです。これからも自分の障がいとうまく付き合いながら、今の会社でキャリアを伸ばしていけたらと思っています。

Aさん
  • 30代後半女性
  • 精神障害(双極性障害)
  • 保育補助
氏名
Aさん
年代
30代後半女性
障害
精神障害(双極性障害)
職種
保育補助

事業所より一言説明

資格を活かした仕事を希望されるも障害者雇用では中々見つからず、キャリア・サポート・パートナーズが当該法人にAさんの魅力を伝え交渉し、一般雇用を障害者雇用に切り替えていただき就労を実現。

体験談

キャリア・サポート・パートナーズを知ったのは、病気で1年に2回も入院して、しばらく専業主婦でいようと4年ぐらいたった頃でした。何か始めようと思っても、社会から離れて長いこと。病気がある状態での就職することに不安で、どうしたら良いか悩んでいる時期でした。
1ヶ月近く悩んで、キャリア・サポート・パートナーズに見学に行き、スタッフの方に色々な話を聞いて頂き、あたたかい対応に通うことを決めました。人に出逢うことさえ、当時の私にとって刺激の1つだったので、医師とスタッフの方に相談の上、慎重にキャリア・サポート・パートナーズでの生活をスタートしました。体調が悪く1週間休んだ事もありました。生活様式が大きく変化することで戸惑っていたこともありました。でも、その度スタッフの方が相談にのって下さり、気遣って下さり、なんとか1週間通えるようになりました。その頃から、就職活動をスタートしました。持っている資格を活かした職に就きたいと思っていましたが、なかなか見つかりませんでした。それでもスタッフの方が諦めず、探して下さり、実習を受け入れ、その実習先で就職することができました。実は、最初は一般採用の求人だったのですが、スタッフの方が交渉して下さり、障がい者採用でもかまわないことになったのです。本当に嬉しかったです。
就職しても1ヶ月に1回職場に来て下さり、その度にほっとして、頑張ろうという元気をもらい続けています。
正直、5日間通うのは大変だな、面倒だなという時もありました。でも、その5日間通うことが、今、就職できた体力や精神力につながっていると思います。キャリア・サポート・パートナーズのスタッフの方々と話すことで、話す、相談するということも改めて大切なんだと感じました。キャリア・サポート・パートナーズでの生活を頑張れた自信が、今の仕事も頑張れる、そんな勇気をもらった気がしています。

Yさん
  • 40代前半男性
  • 精神障害(強迫性障害・パニック障害)
  • 物流倉庫
氏名
Yさん
年代
40代前半男性
障害
精神障害(強迫性障害・パニック障害)
職種
物流倉庫

事業所より一言説明

就労経験ほとんどなしの20年近い引きこもり生活から一念発起し通所を開始。一つ一つの不安をキャリア・サポート・パートナーズと共に解消し企業見学や実習も経て就労を実現。

体験談

私は中学2年の頃に、対人恐怖症と思われる症状を発症し、高校3年になる頃には心に限界を感じて退学しました。その後は、アルバイトなどを転々としていましたがどれも長続きせず、引きこもり生活となってしまったのです。当たり前ですが、一生引きこもるなどということはできないですし、年齢的にも後がないと思い始めたことが行動する決心となりました。そんな中、母がキャリア・サポート・パートナーズのことを教えてくれて、世の中にはこんなに便利な制度があるのかと惹かれるものを感じ、キャリア・サポート・パートナーズへ連絡を取ることとなったのです。糟谷代表は丁寧に時間をかけて、安心させてくれる言葉を沢山くださいました。「これからの社会復帰でも全然遅くありません。」「勇気を持って来てくれてありがとう。」という言葉が今でも耳に残っています。帰り際、職員の佐藤さんが自分の姿が見えなくなるまで見送ってくれたのが印象的で、心も温かくなり、入所を決意しました。

入所直後はさすがに不安と緊張の連続でしたが、普段とは違う日常に飛び込んだという高揚感も強く、大きい一歩を踏み出せて良かったと心から思えました。講義としては、自分の発言の機会や、協調性を養うプログラムが数多く用意されているので辛く感じる反面、すぐに他の利用者さんと親しくなれた気がします。ウォーキングのプログラムでは歩きながらの会話が出来るので、開放的な気分になり、自分から話しかけやすかったです。色々なプログラムを経験しましたが、その中でも利用者同士で抱えている悩みや症状を、包み隠さず打ち明けるというものに衝撃を受けました。利用者さんが自分の過去や悩みを直球でぶつけてくるので、自分も本気で吐き出したいという気持ちにさせられました。

それほど面識のない者同士がここまで深いところまで語り合うということは、引っ込み思案の自分にとって物凄く意味のあることだったと思っています。もちろん、こういったプログラムも強制ではないので苦手ならパスということもできます。こういう柔軟な対応ができるのもキャリア・サポート・パートナーズのすごく良いところで、対人が苦手なら誰もいない午後からの通所ということも可能です。実際、私は入所後半は就職活動のみに専念したくなり午後からの通所となりました。就職活動に関しては、職員の皆さんが一丸となってサポートしてくれます。履歴書の作成、ハローワーク通い、職業訓練まで、一人だったら難しいことが素早く進みました。

自分だけでの仕事探しには難儀してしまいましたが、キャリア・サポート・パートナーズが私に合いそうな企業をいくつも紹介してくれたので本当に助かりました。その後、紹介して頂いた中から自分に出来そうだと思った物流関係の企業を選び、見学と体験実習という流れになりました。仕事内容としては、荷造り、仕分けなどの倉庫内作業スタッフとなります。障害者枠での仕事となるので無理のない作業範囲でしたし、配慮も十分感じられました。辛くなった時や症状が出た場合の対処法、配慮の貰い方も講義で徹底して行ったので安心感もあります。

長いブランクのある私でしたが、企業の方から評価を頂き、とうとう就職が決まったのです。キャリア・サポート・パートナーズで頑張ってきて本当に良かったと思った瞬間でした。
現在、この企業で働き始めて半年になろうとしています。職場でも人間関係はありますが、それもキャリア・サポート・パートナーズでの経験で力を付けた自分がいるから、自信を持って仕事が出来ているのだと思います。そしてキャリア・サポート・パートナーズから退所してしまった今、「いつでも顔出しに来てね」の言葉が本当に嬉しいです。利用者みんなで苦楽を分かち合った日々。職員の皆さんも交えて笑い合った日々。二度と来ることはないと思っていた学生生活が、再び訪れたかのようなキャリア・サポート・パートナーズでの生活でした。そんな大切な思い出を胸に、明日からの仕事も頑張っていこうと思います。キャリア・サポート・パートナーズの皆様、本当にありがとうございました。

Kさん
  • 20代後半男性
  • 発達障害(ADHD)
  • 事務員
氏名
Kさん
年代
20代後半男性
障害
発達障害(ADHD)
職種
事務員

事業所より一言説明

自らの課題を理解し、目標を持って就職活動を開始。自己理解を深め、選考試験での苦手分野をできる限り克服すべくキャリア・サポート・パートナーズで練習を重ね、無事合格。市役所職員として活躍中。

体験談

以前に通っていた他の就労支援事業所と違って、明るく自由闊達な環境で、職員さんも信頼できて、ここでなら良い意味で自分が変われて成長できるのではと期待をしていました。新しい仕事を早く見つけたいとも思っていました。
自分の障がい特性や性格について、通う前に比べたら、たくさん理解を深めることができました。そして、社会人として大切なことを改めて学ぶこともできました。採用試験の3分間スピーチも落ち着いてできる精神と技能が身につきました。 現在は市役所で働いております。障がい採用で入りましたので、自分が苦手としているところをカバーしていただいたり、時々面談をしていただいて現状を説明し、最新の私を把握していただけています。働いて1年4ヶ月ぐらい経ちますが、不平不満なく働くことができています。

Eさん
  • 20代後半女性
  • 精神障害(うつ病)
  • サービス
氏名
Eさん
年代
20代後半女性
障害
精神障害(うつ病)
職種
サービス

事業所より一言説明

就労継続支援A型から、一般企業で働きたいと考え就労移行支援へ。一度は夢を諦めたものの、再度挑戦し自らの希望の職へ。

体験談

前職の就労継続支援A型を辞めてから次の仕事をどうしようか悩んでいて、普通に働ける気は全くしないし、少し休養するにしてもずっと家にいても色々と考えてしまい時間を持て余して気が休まらなければ、生活リズムも崩れてしまっていました。
キャリア・サポート・パートナーズのスタッフは皆優しく気づかってくれるし、利用者の方々も声をかけてくれたりと雰囲気がよく、すぐに打ち解けられました!
決まった時間通うことで生活リズムの乱れは少しずつよくなっていき、毎日スタッフや利用者さんに会うのが楽しみになって、生活にメリハリができ、生活習慣の改善点に目を向けることができるようになりました。体力を戻そうと思えるようになれるくらい、精神的にも就労に前向きな姿勢になれました。
私の就職先は非常勤で、出勤日数は少なめなので休みの日はスポーツジムに行って運動し たりしています。
また主婦の為、普段は家事をしたりして過ごしています。

PS…
私は元々ある業界の仕事に就きたいと思っていましたが、学生時代にうつ病を発症してしまった為上手く就職ができず、希望の仕事に就くなんてムリかもしれないと思うようになり、やりたい仕事を諦めてもう働けるならなんでもいいやと思っていました。
でも、キャリア・サポート・パートナーズに通って最初の頃に代表の糟谷さんからキャリア・サポート・パートナーズに通うからにはできればやりたい仕事についてほしい。と言われ、最初はそれは難しいと思っていましたがその言葉が気になり段々やっぱり希望の仕事に就きたいという気持ちが蘇ってきました。
そして今、希望の仕事に就いた時サービス管理責任者の松村さんが、私には今の仕事が向いてると思う、素質はあると思ってた!と言って下さり凄く嬉しかったです!
キャリア・サポート・パートナーズに通っていなかったら今の仕事には就けなかったと思うし働くことに後ろ向きなままだったと思います。

Nさん
  • 30代前半男性
  • 精神障害(統合失調症)、発達障害(ASD)
  • 事務員
氏名
Nさん
年代
30代前半男性
障害
精神障害(統合失調症)、発達障害(ASD)
職種
事務員

事業所より一言説明

働きづらさを感じていながらも一般で長く働かれていた。精神の障害発症をきっかけに障害福祉サービスを知り、支援者と共に就職活動を開始。現在は働きやすい環境で長期安定就労を実現。

体験談

まず、私を今の企業に紹介してくださったキャリア・サポート・パートナーズの糟谷代表を始め、管理責任者の松村さんや職員の皆様には本当に感謝しております。
私は、健常枠で働いているときは、不器用な性格で、一つ一つの行動が遅いということもあり、どこの企業に勤めても「やることが遅い、生産性が悪い」などと言われ続けてきました。
自分は普通に仕事をしているつもりなのに、なんでいつもこのようなことを言われるのだろう、そして会社に入っては間もなく辞め、また入っては辞めての繰り返しでした。
このような状態が15年間続き、そして、2012年11月に発症した統合失調症によって、障害者手帳をもらったことで、家族から、「障害枠で働いたほうがいいかもしれない」と話をされ、就職や日々の生活などの面倒を見てもらえるという、支援施設のことを知りました。

そして、キャリア・サポート・パートナーズに電話をして糟谷代表と佐藤さんに出会いました。特に糟谷さんの話し口調は優しく、色々話しを聞いていくうちに、「まずは行動を起こさなくてはダメだ」と自分に言い聞かせ、キャリア・サポート・パートナーズの門をくぐることになりました。
キャリア・サポート・パートナーズでは、基本的な生活習慣を整える講義から、体力づくりのためのウォーキング、そして就職のために支援員とハローワークへ出向く、そして、極めつけは昼食が出るなど、このような場があるのを事前に知っていたらもっと早く利用したかった、と思わせるような素晴らしい内容のものでした。
まず、基本的な生活習慣を整え、企業に就職するための基礎となる講義、これは社会人としての、仕事をする以前の身のこなしを備え付けるうえで非常に役に立ちました。毎日薬を服用することや、決まった時間に食事、就寝することは生活のメリハリをつけ、社会人として仕事をする一番の近道となります。
当たり前のことを当たり前にする、これは案外難しいものです。このことを教えて下さったことに感謝しております。
また、ウォーキングでは、運動不足を少しでも解消できるという結論に至りました。私は、これからキャリア・サポート・パートナーズでやってきたことを紹介する中でもこのウォーキングがひそかに一番好きでした。
次に、作業訓練でグループ内企業のホテルのアメニティグッズを小さな透明の袋に入れる作業をしましたが、不器用な私はこれが一番苦手とするものでした。
それでも、注意らしい注意ということは決してされず、優しく指導してもらったことが本当に嬉しかったです。
最後に、パソコンを使った作業では、早打ちで時間内にどれくらいの量をできたか、また、正解率も出る専用のアプリケーションを使っての時間もありました。これ以外にもワード・エクセルなどのMOSの勉強もできましたが、私は既に資格を持っていたので、早打ちばかりをやっていました。
これはまさしく、今の会社がパソコンを使う仕事なので、特に物件の契約をするお客様の申込書をデータ入力している基礎となり、非常に役立っています。また、早打ちで正解率なども出るので、100%を取った時はうれしく、また頑張ろうという気にもなりました。
障害枠と健常枠、どこが違うのだろう?と思う方もいるかもしれませんが、はっきり言います。違います。
まず、体調が悪い時は、その旨を伝えればいつでも帰してくれることだと思います。ただ、私は今まで無遅刻無欠勤でやっています。
早退もしていません。休みたい、とか早退したい、と思ったこともあるのですが、如何せん、親が非常に厳しいのと、一回これをやってしまったらクセになるからしていません。また、父が録画していた、タイトルはうろ覚えだったのですが、「働く障害者の会社で起きた奇跡」というようなタイトルのテレビ番組で、その話しの中で私が印象的だった4つの言葉を書きます。 『人間の幸せとは、人に愛されること・人に褒められること・人の役に立つこと・人から 必要とされること』この4つだと。
どれも私の心を射抜きました。 
キャリア・サポート・パートナーズの毎朝朝礼で言っていた言葉の中に、『他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる』があります。
この言葉はすごく良い言葉です。何歳からでも人は変われます。
いま、私は初めて障害枠という立場で働いています。初めての障害枠の職場はかなり融通の利く所です。
基本的には一日中パソコンとにらめっこというスタイルですが、電話対応もしなくてはならず、最初は少し嫌だなと思いました。
それでも今は、上司に褒められるまでになっています。
私は、キャリア・サポート・パートナーズ代表に紹介された今の企業で働き始めて2018年6月に入ると11ヶ月目になります。
同じ障害を持った方同士、10人ほどの事務所で働いているのですが、業務のチェック作業や、電話でのやりとりもこなしています。
まだまだ短いと思うかもしれませんが、自分にはけっこう長いほうだと思います。
ここまで続けてこられるのは、やはり色々融通が利く障害枠だからだと思います。
そして、メンバーみなさんも、人の痛みを知っているからか、優しい方ばかりです。
最後に、先にも書きましたが、このような素晴らしい企業を紹介してくださったキャリア・サポート・パートナーズにお礼を言いたいです。 本当にありがとうございました。

Tさん
  • 60代前半男性
  • 身体障害(左半身上肢機能障害・左下肢障害)
  • 店舗スタッフ
氏名
Tさん
年代
60代前半男性
障害
身体障害(左半身上肢機能障害・左下肢障害)
職種
店舗スタッフ

事業所より一言説明

60代、就労移行支援を利用できるぎりぎりで就職を実現。一人では就職は困難と感じキャリア・サポート・パートナ ーズを訪れる。諦めない気持ちが一般企業就労への大きな要因に。

体験談

キャリア・サポート・パートナーズで就学中のみなさん、こんにちは。

私もこの事業所の卒業生です。身体障害者4級で左半身上肢機能障害、左下肢障害です。
62才の時脳出血を患い、一時は、手足の機能がまるっきり停止し、歩行、寝起き、入浴、トイレなど日常生活が営めない身体になってしまいました。その後、脳の治療の後、リハビリテーションに入院したり通院で機能が少しずつ回復してきました。
そして、また働こう、家に一人こもっていても気持ちまで落ち込んでしまうと思いました。
障害者手帳は平成28年7月に交付していただき、障害者枠でも就職できないかと、ハローワークへ通ったり新聞の広告を見て、面接をたびたび繰り返しましたが、年齢が高い事、その身体ではと全て断わられ、行き詰っていました。

そんな困っている時、当時はまだA型事業を営んでいたキャリア・サポート・パートナーズと出会いました。関連企業のビジネスホテルでの施設外・清掃作業訓練で体力をつけ、アメニティグッズの袋詰めなどの作業訓練でリハビリ的に手先を鍛えることをしながら、あくまで一般の就職先を一緒に探そうと温かい言葉をいただき、頑張っていました。
その後、キャリア・サポート・パートナーズが就労移行支援にサービスが替わることになって、一般企業に就職する決意をかためて、就労移行支援の利用者となりました。

65才までという期限が迫っていたので、ややあせりもありましたが、平成29年6月に糟谷社長、松村先生、職員一同の御指導、御協力をもちまして無事就職、それも大企業が運営する店舗で定年がない職が決まり、現在、自分の能力の範囲内で頑張っています。障害者枠ということもあってか周りのかたたちもとても親切にしてくれて、感謝しています。
パート契約で1日4時間です。キャリア・サポート・パートナーズ利用者では5,6時間からはじめてフルタイムや正社員をめざす人が多いみたいですが、幸い私は年金だけでも生活していけることもあって、身体のこともあり、無理のない範囲で社会の一員として仕事を続けていこうと思います。

平成30年9月現在、1年3ヶ月が経ちました。仕事の内容は、盗難防止の磁気テープ貼り、箱の中抜け防止のテープ貼りが、私一人専門です。この作業は、キャリア・サポートでの袋詰め、ホテルのシーツ敷きなど手先を器用にする訓練が非常に役立っております。その他の作業として、品出し、棚おろし、価格シール貼り、商品のメンテナンスなども頼まれるようになりました。
次に勤務で私が注意している事は、次の事項です。
1)翌日の仕事に支障をきたさぬよう生活習慣を正す。
2)自身の信用をなくさぬよう、欠勤、遅刻、早退はひかえる。
今まで、すべてクリアーしています。
3)客商売の販売業なのでお客様中心、不快なおもいをさせない。
お客様からの質問、注意、注文には素早く対応し、自分で解からない事は、担当者、先輩に教えをこい間違った返事、替えをしないよう気を付ける。
4)上司からの指示は、なるべくメモ、記録をとり、後々の役に立てる。疑問点は聞き直す。
5)体のケアのため、規則的に薬を服用、決して身体に負担をかけ過ぎぬよう注意し、無理だなと思った時は、職場の先輩、上司に申し出て、決して手後れにならないよう自身でも気を付けております。
※現在、勤務時間は4時間で休憩時間は原則ゼロです。しかし、トイレ、水分補給、疲労回復の目的で休憩したい時は、先輩、上司に申し出てくれと言われています。ですから、1時間か1時間半単位(間隔)で5分か10分位少休憩をとるようにしています。
以上が私の近況です。

皆さんに参考となる言葉があればと思い、書かせていただきます。
在所中、朝の体操のあとに読むキャリア・サポート・パートナーズ心得の中の「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉が好きでした。
この言葉は、単なる格言では、ありません。何人もの卒業生が現実に社会で活躍しております。皆さんも希望の生活を現実にできるよう職員の皆様、仲間達と一緒に就学にはげみ、就職活動で頑張ってください。就職後も、私はこの言葉で楽しく働けています。
ただ、皆さん。問題のカベに突き当たった時、自分一人で悩まないで、早い時期にキャリア・サポート・パートナーズの職員のだれかに相談をもちかけられてはと思います。必ず、専門家として良いアドバイスをしてくれましょう。

Mさん
  • 30代後半男性
  • 精神障害(うつ病・適応障害)
  • 福祉職
氏名
Mさん
年代
30代後半男性
障害
精神障害(うつ病・適応障害)
職種
福祉職

事業所より一言説明

キャリア・サポート・パートナーズでは、就職に関することだけでなく、障害に関することや物の考え方、対人スキルまで幅広く訓練。その結果、幅広い能力が求められる仕事に挑戦ができるまでに。

体験談

私がキャリア・サポート・パートナーズと出会ったことは、人生の大きな転機となりました。その思いと体験をここに記します。

私は平成23年の春に、対人関係をきっかけに職場環境への不適応を起こし、メンタルクリニックへの通院を始めました。完璧主義で周囲に頼らずに、何事も一人で抱え込んでしまったのが、調子を崩したきっかけでした。
クローズ(障がいを開示しない)就労で5つの会社に勤め、最終的には出勤時に玄関でうずくまって動けなくなってしまいました。診断は「うつ病」で、退職の決断をするに至りました。 そんな私が今何をしているかというと、障害福祉事業所の職員(ピアサポーター)として障害者採用で安心して働いています。
前職を辞めたあと、ストレスの少ない生活を送っていましたが、「そろそろ新しい仕事を探さなければ」という考えが浮かんできました。そんな時、キャリア・サポート・パートナーズのリーフレットを家族から紹介されて連絡を取ってみたのが、キャリア・サポート・パートナーズとの出会いでした。
キャリア・サポート・パートナーズの1日は朝のラジオ体操から始まります。簡単な体操ですが、意外と効果的に頭と体を活性化させてくれます。午前中は全員で同じプログラムを行います。座学形式の講義、ウォーキング、グループワーク、ハローワークでの求人探し及び検討などが曜日毎によって組まれています。昼食はキャリア・サポート・パートナーズで用意されていて、バランスの取れた食事提供は大変助かりました。午後は自分で計画を立てて、PC訓練や軽作業訓練、読書、履歴書の作成や模擬面接などを行います。私は 、多くの時間を事業所のeラーニングを利用したマイクロソフトのMOS対策に充て、資格を取得しました。この資格と磨いたスキルは今の仕事の事務作業にも役立っています。
実は私は、キャリア・サポート・パートナーズに入所して間もなく、1週間続けて休むという暴挙(?)に出ました。その時に、心配のメールを送って下さり、更にはご自身もうつ病の経験をもつ代表からお手紙まで頂いてしまいまして、ずいぶんと励まされた出来事がありました。このエピソードは、キャリア・サポート・パートナーズの細やかな気配りの例として、私の印象に強く残っています。 また、キャリア・サポート・パートナーズで親交のあった仲間たちも、現在に至るまで誰一人仕事を辞めることなく継続できています。これは本人の頑張りはもちろんですが、私を含め、就職後のキャリア・サポート・パートナーズのアフターフォロー(定期的な面談などの定着支援)に救われている人が多いためではないかと思います。そして、何よりも、私にピアサポーターとしての適性や可能性を見出して頂いたことをとても感謝しています。キャリア・サポート・パートナーズと出会わなければ、そんな職業があることを知ることもなかったと思います。
キャリア・サポート・パートナーズでは個人のやる気はもちろん大切ですが、全てを一人で抱え背負い込む必要はありません。キャリア・サポート・パートナーズの職員さんは利用者のよき理解者となるように日々努めてくださっています。不安に思うことや困ったことがあったら、遠慮なく声をかけてみてください。すぐには求める答えを得られないかもしれませんが、きっと根気よく寄り添ってくれることと思います。私にはキャリア・サポート・パートナーズで学んだ大切なことがあります。それは、“人に助けを求める”ことです。みなさんも悩みを一人で抱え込まないでください。自分の課題を知り、自分を知ってもらい、人に力を貸してもらいましょう。そうすることで、見えなかった道が見えてきます。 私は今、時短勤務で服薬も毎日行い、時々カウンセリングも受けています。ですが、それらを職場に開示し相談しながら受け入れてもらっています。キャリア・サポート・パートナーズとの出会いのお陰で、焦らずに自分の病気と付き合い、自分にできる可能性を探すことができています。さらには、仕事という枠を超えて、私なりの速度で一歩ずつ人生を進むことができています。

私に携わってくださったキャリア・サポート・パートナーズの方々には、この場を借りて感謝の意を述べるとともに、この文章が、読んでくださった方のお役に立つことを願っております。ぜひ、ご自身の人生を取り戻すトライをしてみてください。

Kさん
  • 30代前半男性
  • 発達障害(広汎性)
  • 庶務
氏名
Kさん
年代
30代前半男性
障害
発達障害(広汎性)
職種
庶務

事業所より一言説明

一度キャリア・サポート・パートナーズを利用され就職をされるも、プライベートの問題で離職。再度キャリア・サポート・パートナーズを利用して短期間で就職を実現。

体験談

私は、何事に対しても過敏で特に人や慣れない環境に対して緊張や不安が強く出てしまいます。
事業所に通う前は仕事に就いてもすぐに辞めてしまうということを繰り返してしまい、人と話すことが怖かったり将来に絶望している気持ちでした。
そのため一般採用では難しいと感じこちらの事業所に通い始めました。
通い始めて最初の頃は職員の方や利用者さんと話すことが全然できませんでしたが、まず毎日通える場所があったことで生活リズムが整い気持ちが上向きになりました。
その上でグループワークなど利用者さんの前で自分の意見を言う講義を重ねていくことで、徐々にコミュニケーションがとれるようになりました。

難関と言われていた企業への就職が決まった時はもちろん嬉しく、職員の方に様々な面で力になって頂いたおかげだと思い、今も感謝の気持ちでいっぱいです。
就職後は覚えることもいっぱいありますが、仕事が少しずつできるようになることに喜びを感じています。
困ったことがあったらキャリア・サポート・パートナーズの職員の方に相談して力になって頂き、気持ちを安定させています。

Yさん
  • 50代後半男性
  • 精神障害(統合失調症)
  • サービス
氏名
Yさん
年代
50代後半男性
障害
精神障害(統合失調症)
職種
サービス

事業所より一言説明

精神障害により大学中退後、一般での就労経験がないまま50代に。何歳からでも自分を変えよう、変わりたいと思い行動すれば一般就労もできることということを体現された方。

体験談

私は、心の病で大学を中退し、デイケア・A型事業所などを経験し、長いブランクもありましたが、キャリア・サポート・パートナーズの職員の皆様のおかげで、50代でドラッグストアを多店舗展開する大手企業に就職できました。3年以上経った今も働き続けています。自ら決めて、就職後に勉強して資格を取り、それによって給与も上がっています。

社会から逃げ出したい時もありましたが、それでは何も始まらないと思い切って一般企業での就労を目指し、実現することができました。それを支えてくれたのがキャリア・サポート・パートナーズでした。職員の皆さんは、障がいの事を良くわかって理解してくれる、優しい経験豊富な方々ばかりでした。

キャリア・サポート・パートナーズでは、就職に至るためのさまざまな準備プログラムがありました。朝のラジオ体操から始まり、就職前には欠かせないビジネスマナー、就職面接の対応の仕方、社会人として知っておくべき知識の習得などはもちろん、外部講師による楽しい特別講義などもあります。また、ウォーキングやグループワーク・UNOなどのトランプゲームなどもあり、決して無理なプログラムではありません。午後は、自分ですることを自由に決めれる時間が多く、パソコンの練習や豊富に置かれている本の読書時間もとれました。

毎日の訓練時間は午前10時~午後3時迄で、土・日休み、春日部駅にも近く、市内の人は自転車で、市外の人は電車でと、通所にも便利でした。お昼休みにはお弁当のサービスもありました。通う人のことを思ってくれています。

定期的にハローワークに職員が車で送ってくれて、同行してくれて、安心でした。障がい者雇用の企業とも太いパイプがあるのか、水面下でも動いてくれているのか、こんな有名な企業は厳しいのではと思うような企業にもみなさん結構入れていました。企業側から良い求職者を紹介して欲しいという依頼もありました。

私は、希望する企業で働き始める前に見学・仕事の体験をして、長く続けられるかどうかを見極めてから企業に入れたので、就職後の不安もあまりなかったですが、就職後のアフターケアまでしてくれてよかったです。3年以上経った今も、プライベートなことまで、 相談にのってもらっています。

キャリア・サポート・パートナーズという所は、みなさん同じ悩みを持っている人の集まりでした。就職は、早い方がいいですが、遅いからといって悲観することはありません。A型事業所と違って、一般企業への就職だと社会保険や厚生年金などの各種手当もあり ます。一般企業で働くということは、未来の自分への投資でもあると思います。

悩んでいる人も、キャリア・サポート・パートナーズに来て職員さんに相談してみてください。
自分と未来は変えられます。ここで大きく成長できる人も多いと思います。

インタビュー

ここは、一歩踏み出すにはちょうどいい場所。

K.Hさん

プログラマー

パニック障害・ADHDなど(2019年入所・2021年就職)

最初はパニック障害やうつ病。通院中に診療時間をたびたび間違えることから検査を勧められて、発達障害とも診断されました。今思えば前職でも、さっきまでやっていた作業を思い出せないなど、短期記憶に弱いという自覚はあったんです。自分でもなぜそうなるのかがわからなかったのですが。周りも健常者ばかりだし、自分が障害を持っていることさえわかっていなかったため、説明もできず。風当たりは強かったですね。
診断されてからはもう悩みました。傷病手当をもらいながら自宅療養。以前と同じ仕事ができるのか、どうすればいいのか全くわからないまま、家にひきこもる。そんな毎日でした。

キャリア・サポート・パートナーズを知ったのは、妻(当時はパートナー)から教えてもらったのがきっかけです。就労移行支援というのを知ったのもこの時です。実はキャリア・サポート・パートナーズ以外の事業所も見学に行ったんですが、距離を感じたんですね。でもここは実にアットホームだったのが入所することを決めたいちばんの理由です。お昼ご飯がでるのも大きいかな(笑)。

プログラムで印象に残っているのは「ニュース読解」という、社会や生活のニュースについてみんなで意見をだすというもの。普段気にしていなかったテーマに興味が持てたり、他の人の意見などを聞くのは、自分の視野を広げることにとても役に立ったと感じました。あとはピアミーティングという、プライベートなことを打ち明けるというプログラムも良かったです。自分とは別の障害をもった人も、同じように頑張っているのだなと、障害に対する理解度が深まったと感じています。

就職活動は大変だったかとよく聞かれるのですが、実はそれほど大変と思わなかったです。これまでと同じIT系で探したのですが、職員の方の細かなサポートがあり、安心感があったためです。履歴書の添削から模擬面接まで。特に模擬面接に関しては実践的というか、実際の面接時とほぼ同じ感じでしたので非常に役立ちました。
あとはここに通ったことで、無理をしない、ということが身についたことが大きいと思います。それまであった焦りからくる不安などは、この無理をしないという気持ちで落ち着いてきたように思えます。

今の会社は障害者雇用が初めてらしいのですが、キャリア・サポート・パートナーズの職員の方と上司の方がミーティングをしていただいたおかげで、会社側も配慮をしてくれています。本当に感謝しかありません。

一歩踏み出すのはとても勇気のいることです。自分に無理を強いているのではないか、人に負担をかけるのではないか。そんな風に思ってしまい、勇気が出ない人が多いと思いますが、身を委ねてしまえば楽になるはずです。そしてその一歩を踏み出す場所としては、キャリア・サポート・パートナーズはとても良い場所です。いま悩んでいる人たちにはそうアドバイスしたいですね。

子育て、フルタイム勤務。そんな目標を与えてくれた場所。

S.Mさん

事務員

ASD・うつ病(2021年入所・2021年就職)

新卒で入社して1ヶ月でうつ病と診断。2ヶ月目に退職。そこから体調が悪いのを無理して就職、そしてまた退職。そんな繰り返しをしていた時、病院で就労移行支援を勧められて、インターネットなどで探したのが、キャリア・サポート・パートナーズを知ったきっかけです。
もちろん他の事業所も数社見学に行ったのですが、ここは圧倒的に開放感が違いました。
他の事業所だとパーテーションがあって、他の方とのコミュニケーションがとりにくい環境だったんですね。ひとりで黙々と、というイメージ。それがなかったのが魅力的でした。あとは職員の方の話しが、他の事業所だと「あなたを売り込みます」という感じだったんです。ありがたく思いますが、自分としては落ち着いて過ごしていきたかったんです。転職を繰り返していたので、就労移行も続かなかったらどうしよう、という不安が大きかったので、落ち着いて、ゆっくりとステップアップしたかったんですね。3日間体験をさせてもらい、ここなら無理なく過ごせるな、通えるなと感じたので入所することにしました。

精神的に安定していない状態での入所でしたが、次々と湧き上がってくる不安を吐き出せて、アドバイスをもらえ、安心させてくれる場所でしたね。
たとえば就職活動を障害者雇用で行うのは初めてだし、自分ときちんと向き合うのも初めて。履歴書に退職理由をどう書けばいいのか、自分の長所はどこなのか。どんな細かな部分も親身になって相談にのってくれた職員の方には感謝しかありません。

ここで学んだことで大きかったのは自己理解です。自分の障害を自分で理解する。それを他人にどう伝えるかを学べたことは、いまの職場でも役に立っています。自分の得意なこと、不得意なことをキャリア・サポート・パートナーズで学べましたから、得意な部分をいまの仕事にいかせていると思います。この自己理解に目を向けていなければ、もしかすると間違った方向に向かっていたかもしれません。

直近の目標はフルタイムで働けるようになることですね。いまは10時から17時までの時短ですが、週3日18時までの訓練をしています。無理なく頑張っていずれは正社員になりたいと思っています。あとは最近結婚をしたので、いずれは子育てしながら働く。他の方からみたら小さなことかもしれませんが、私にとっては大きな夢です。

キャリア・サポート・パートナーズは安心できる環境です。私は本当にメンタルがどん底の時に入所したのですが、いまではいまの自分が好き、といえるまで自信がつきました。そんな自信を与えてくれる場所なので、ぜひ勇気をもって飛び込んできて欲しいですね。

孤独から救ってくれる、安心感を与えてくれる場所。

N.Sさん

農作業スタッフ

双極性障害Ⅱ型(2021年入所・2021年就職)

大学3年にうつ病を発症。体調悪いながらも就職したが、無理して働いていたためか、身体が思うようにならなくなり、休職を経て退職に。
キャリア・サポート・パートナーズに来る前は、もう寝たきり。焦りや不安、混乱などが渦巻いていて、八方塞がりの中で将来どうすればいいのかをグルグルと考えていたことを思い出します。あの頃は親からのプレッシャーもあって、もう不安だらけでした。

キャリア・サポート・パートナーズを知ったのは家族から情報をもらったのがきっかけです。こういうところもあるんだな、と。調べていくと、ちょっと学校みたい。学生時代はこんな感じだな、という印象をもったことを思い出します。最初は、辛かったですね。起き上がれない状態になったりしてましたから。それでも職員のみなさんは待ってくれていた。無理しないでいいよと。あの頃は孤独と不安に押し潰されそうになる状態でした。
そんな中で、プログラムをこなしていったり、同じような、あるいはいろいろな障害を持った人たちと接していく中で、徐々に体調が上向いていったんですね。

プログラムでいちばん大きかったのは身体を動かすことですね。生活習慣が不規則で運動不足でしたから、ウォーキングなど身体を動かすことで生活習慣が正常に戻っていったのだと思います。
実はキャリア・サポート・パートナーズに入所したのは2回目なんです。1回目の時は縁故で就職したのですが、思い返すと焦っていたのかもしれません。1年勤めましたがまた体調を崩してしまったんですね。2回目、暖かく招き入れてもらいましたが、2回目ということもあり、安心感は全然違いましたね。1回目と同じように職員の方にたくさん声をかけてもらい、ああここに戻ってこれて良かった、と感じましたね。

自己理解の時間を持てたのは、自分としてはとても良かったですね。1回目の利用のときは中途半端なままでしたから、2回目はゆっくりと自分と向き合えたことが大きいです。いろんな価値感が自分の中で固まっていたんですね。こうでなければいけない、と。キャリア・サポート・パートナーズで、それが自分を傷つけていたんだよ、と教わりました。思い込みが激しいというか。それが徐々に外れていった、いろんな価値感を周りの人が教えてくれて、そこから抜け出すことができたと思っています。


1回目の利用を経て就職したのは金属加工会社。いまは農業。まったく違う業種です。本当は一般企業に就職したかったのですが、着実にステップアップしていこうと思ったんですね。スモールステップとして自分が安心感を得られるところ、無理をしないところから始めようと。そんな気持ちを持てたのもキャリア・サポート・パートナーズで学べたからです。
何度も口にしてしまいますが、本当に安心感が持てたのは大きいです。

いま悩んでいる人たちは、きっと孤独の中でもがいているんじゃないかと思います。
こういうところ、安心安全なところがあるよ、と伝えたいですね。もし迷っているのであれば、キャリア・サポート・パートナーズにきて、少しだけでもいいから幸せみたいなものを感じて欲しいと思います。