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キャリア・サポート・パートナーズのブログ

金子会長のちょっとためになるかもしれない話 【第6回】努力と才能と

自分達の世代から高校受験に際し、偏差値が重用される様になりました。

統計をかけ、大きな集団を何らかの数字で計測すれば、ほとんどが、ベル型と呼ばれる正規分布の形になる。
当時は北辰テストと呼ばれる広域テストをほとんどの中学生が受けて、自分の偏差値を知らされた。その偏差値を上げる為に、勉強を頑張れと、上がらないのは努力が足りないからだと全員が、指導された。

でも、全員頑張ったら中央値の50が動くだけだから偏差値の位置そのものは、変わらないんだけどね。(笑)
その統計的事実は、動がし難い合理だ。だから中央値50以下の人達が世の中の半分になるワケだ。偏差値30と70のひとが同じ努力で、同じ成果は、そりゃあ受験と言う狭義の競争世界ではだせない。

努力の量の問題ではない。それは、冷徹な事実だ。
だからといって、50以下の人達が全員不幸かと言えばそれも当たらないし、50以上の人達全員が成功者であるワケもない。

幸福も成功も主観的な問題なんだ。

その主観に沿った才能を見つけ、それに適した努力を続けるこれからの教育てそれが、一番、大事になると思うんだよね。

金子

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金子会長とは…

キャリア・サポート・パートナーズがその一員であるグループ、金子ホールディングスグループの代表です。会長はもはや通称?。読書家で、年100冊以上の本を読むことも。博識で、とても勉強家です。それなりの規模のグループのトップとは思えない、とてもお人よしです。CSP特別講師の一人でもあります。

グループの中核企業には、ホテルグリーンコアを運営するナビ社があります。顧客への上質のホスピタリティと従業員の個と成長をあたたかく見守る企業姿勢が話題に。「巡るサービス」などの実録本が何冊か出版され、他業界からも注目されています。

「人の個を大切に、成長を応援する」 これは、就労支援系の障害福祉サービス事業、キャリア・サポート・パートナーズ開設の源泉でもあります。

金子会長の個人的な日記から、就労移行支援の利用を考えている人、悩み多き人にもきっと良いのではと私が感じたものをここに転載させていただきますね。

糟谷