9月13日（水）、特別講師のPIN PIM先生を招いての特別講義、大テーマ「社会を知る」が行われました。

PIN PIM先生は、長年一流ホテルを運営する企業の新人教育を主に多様な企業の社員教育を任されてきました。
組織内において個の成長を促すエキスパートで、理論だけではなく現場をよく知っています。

先生の講義では「協働する」という言葉が多く出てきます。協働とは文字通りに共に協力をして働くことを指します。 社会の中において、1人で完結する仕事はありません。どの仕事も他の人と関わって成り立っています。

人との良好な関係を築く力があれば、社会の中で自分の居場所を自分自身でつくりだすことが出来ます。

今回の講義では、より深く自分自身を知る為に、自分の価値観について考えていきました。
障害者雇用での就職・一般就労成功のために、キャリア・サポート・パートナーズが最も大切にしている自己理解にも通じます。

まずは自分が行動するにあたってのブレーキ（自身を制限）しているものは何かをワークを通して考えていきました。
みなさんのワークの内容を見ていくと、他人の目や無力感、体調、時間、お金等々 人によって様々なブレーキが書かれていました。グループワークでは、自身にブレーキについての発表に「なるほど。」、「わかる、わかる。」等、笑い声も交えて共感の声が上がっていました。

その後、価値観についてのチェックリストにチェックを行い、自分の価値観に優先順位をつけてより明確にしていきました。
今回の講義を通して、みなさんも自分の新しい価値観に気付きがあったのではないでしょうか？

価値観は人それぞれです。利用者のみなさんが目指す就労では、色々な価値観を持った人が一つの目標に向かい働いています。
その中で自身が長く働く為には自分の価値観を強く意識する事が重要となります。

時に振り返り、自身の価値観を確認し生きることも大切だと思いました。

鈴木