12月6日（水）に、特別講師のPIN PIM先生を招いての特別講義、大テーマ「社会を知る」が行われました。

PIN PIM先生は、長年一流ホテルを運営する企業の新人教育を主に多様な企業の社員教育を任されてきました。組織内において個の成長を促すエキスパートで、理論だけではなく現場をよく知っています。

今回の講義では、気づく力について考えていきます。

社会に出ると対象は様々ですが、何かに「気づく」という事がとても大切だと感じる場面があります。気付く力を鍛える事で、コミュニケーションの場でも、自分自身にも、とてもメリットがある事だと言えます。

障害者雇用での就職・一般就労成功のために、キャリア・サポート・パートナーズが最も大切にしている自己理解にも通じます。

まずはグループワークで①気づく対象とは何なのか？②気に留めていなかった所に注意が向くとはどういう事なのか？③どんなことに気付きたいのか？を考えて、共有をしてもらいました。

その後隣同士ペアを組み、交互に身の回りで1点だけ変化をつけて、変化した部分を当てるというゲームを行いました。分かり易い変化もあれば、よく見なければわからない変化もあり、ゲーム中も笑い声が聞こえてきて、皆さん楽しみながら参加をしていました。

PIN PIM先生の講義は実際に身体も動かして体験をする内容が多く、皆さんも毎回楽しみながら参加をしています。

私たちは普段の生活で見たいものだけを見ています。興味や関心のないものは意識せず、目にも入らない事が多いのです。
皆さんにもトレーニングという観点もありますが、いつもと違う事（もの）や過去と今の違いを多く発見をして頂き、新しい良い気付きを得てもらいたいと思いました。

鈴木