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キャリア・サポート・パートナーズのブログ
金子会長のちょっとためになるかもしれない話 【第2回】他責と比較と
物事がうまく運ばなかったり、思うように進まなかったりする時に、誰かや何かのせいだと断じるのは、簡単なことです。
でも、それで解決に至ることは、あまりありません。
また、何とかうまくやれたことがあっても、その実績を他の誰かの大きなモノと比べたら、さっきまであった充実感は、途端に萎んでしまいます。
こと程さように、誰かや何かが原因でうまくいかないと責めたり、自分がやれたことを他の誰かの成功と比べたら、積み重ねた満足が、雲散霧消の如く消え去る。
だから、ウチの社内では、「他責と比較は不幸の始まり」と言っています。
それでも、理不尽な、自分ではどうにもできない天変地異が起これば、そんな気はないのに他人の素晴らしい才や成功が目に入れば、嘆き悲しみ、嫉妬もする。
それが人情てもんでしょう。
そこを起点に、これがあったからこそ、それを目指したからこそ、今があると気づくことができるかどうか。
例えばこの、ここ3年間にも及ぶコロナ禍。
ホテルは散々な目にあいました。一方、コロナ禍だからこそ利益を出せる業種もあります。
我が身に降りかかる理不尽を嘆いていても、他の業種を羨んでも、何も現状は変わりません。
何年か後に、「コロナがあったからこそ、今がある」。
そう言うためにも、不幸の始まりへと踏み出さずに、新しく開く我が道を行こう。
同じ先を見るスタッフと共に、頑張ろう。
と、老体に鞭打ちます。
金子
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金子会長とは… キャリア・サポート・パートナーズがその一員であるグループ、金子ホールディングスグループの代表です。会長はもはや通称?。読書家で、年100冊以上の本を読むことも。博識で、とても勉強家です。それなりの規模のグループのトップとは思えない、とてもお人よしです。CSP特別講師の一人でもあります。
グループの中核企業には、ホテルグリーンコアを運営するナビ社があります。ビジネスホテルではあまり考えられない顧客への上質のホスピタリティと従業員の個と成長をあたたかく見守る企業姿勢が話題に。「巡るサービス」などの実録本が何冊か出版され、他業界からも注目されています。
「人の個を大切に、成長を応援する」 これは、就労支援系の障害福祉サービス事業、キャリア・サポート・パートナーズ開設の源泉でもあります。
金子会長の個人的な日記から、就労移行支援の利用を考えている人、悩み多き人にもきっと良いのではと私が感じたものをここに転載させていただきますね。
糟谷